もう、6月に入りましたね〜。
時間の流れが本当に早く感じてしまいます。
そういえば、もうすぐコチラのブログを始めてから1年になるんですね。
ブログやホームページを見たというお客様ともお付き合いができる様になり、続けてきた事が本当に良かったと思います。
今後とも当ブログをよろしくお願い致しますm(_ _)m
さて、今回ご紹介するのは落書きによる相談で入ったリペアをご紹介します。
今回の患者はコチラ
↓
スズキ エブリイワゴン レザーセレクションのハーフレザーシートです。
助手席のヘッドレスト。後ろ側。
2列目シートの落書き部を軽くクリーニングするだけで色落ち発生。
自動車販売店より「落書きをキレイに落とす事はできないか?」と相談がありました。
お客様より注文を受けて仕入れた車がこの状態で届いたそうです。
落書きに使われたのが油性のボールペン。
書かれてすぐならばクリーニングでも対応が可能なのですが、今回の落書きはかなり日数が経っている様で専用のインク用クリーナーだけでは歯が立ちませんでした。
点検整備を先に行いたいという事だったので、ヘッドレストを先にお預かりして後日出張にてリヤシートの作業を行う事になりました。
「インテリアリペアの技術なら傷みも無いんだし、色を合わせて作って塗装すれば終わるんじゃないの?」と思われるかもしれません(実際、販売店の方にも同様の事を言われました)
が、実は落書きはそんな簡単にはリペアできません。
油性のボールペンのインクを残したまま上から色を重ねると、一時的にはインクが隠れますが、後からインクが浮いてきたり、リペアで重ねた色がインクの油分によって早々に剥がれる原因になります。
そんな仕上がりでは当店ではリペアしたとは言えません。
表面をしっかりクリーニング・・・
下地作業でボールペンのインクをしっかり抜いて行き・・・
革の色に合わせて専用塗料を調色・・・
色落ち部分を周りに合わせてしっかり仕上げて・・・
完成したヘッドレストがコチラです。
↓
落書きはキレイに消えて分からなくなりました!(・∀・)イイネ!!
リヤシート部も・・・
施工前。
落書きのインクを抜き取り、下地処理を施してマスキング(養生)
そして完成したのが・・・
コチラも落書きは消えてキレイに復活しました(`・ω・´)シャキーン
レザー製品への落書きは簡単には落ちない上に、必死になって落とそうと革を擦ったり、合わないクリーナーを使うと色落ちや剥がれの原因になります。
当店へご相談頂ければ、早期に適切な方法で作業をすればレザーを傷める事なく落書きを消す事が可能です。
もし、今回の様に日数が経って中まで染み込んでしまった物でもリペアで張替えや交換をする事無くキレイにする事ができます。
いずれにせよ、落書きや汚れは早め早めの処置が大事。
万が一お困りになった時はお早めにご相談くださいませ。
革への落書き処理もAUTOSHOP K'sにおまかせ下さい!
トータルリペア地域本部
AUTOSHOP K's(オートショップケーズ)
三重県度会郡玉城町上田辺459-1
TEL 090-4408-3809
http://autoshop-ks.biz/

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